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『悪霊憑きゲラサ人の癒し』

 

     悪霊は人に信じがたいほどの力を与えることができます。マルコ福音書にある悪霊に憑かれたゲラサ人の場合、繋がれた鎖を引きちぎったと記録されています。誰も彼を抑えることができなかった。これは人間の力以上の何かがあるのではないでしょうか。

 

1悪霊の誘惑

 

     悪霊憑きであるかどうかを観察するには祈りと訓練は必要であるのは言うまでもない。ある人は人々についての様々な事柄を感知したり、将来のことを予言したり、知りもしない相手を洞察する能力を持っている場合があるが気を付ける必要があります。「占いの霊」と言うのがありパウロとシラスが祈り場に行く途中に出会った若い女奴隷は占いの霊を持っていた(使徒16章16節)。この女はパウロたちの後について来て彼らの使命を述べ「皆さんに救いの道を宣べ伝えているのです」と言います。しかし原語のギリシァ語では「幾つかの救いの道」(ソーテリアス)と言い、虚偽を巧みに真理の中に混ぜ込んでいます。救いの道がイエス・キリスト以外にない(使徒4章12節)と真理をペトロは告げたのですが、それ以外にも救いの道があるとこの奴隷女は告げたのでした。この女は悪霊の力で語っていました。巧妙なうそをそっと事実に混ぜ込みカムフラージュして惑わす手法を見抜く必要があります。

    次に、「彼女がこんなことを幾日も繰り返すので、パウロはたまりかねて・・・」(使徒16章18節)とあります。パウロはなぜいらいらしたのでしょうか。それは「敵を打ち負かすことができなければ、敵と妥協せよ」というサタンの戦術を知っていたので、「振り向き、その霊に『イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け』と言いました。すると即座に、霊は出て行った」のです。 手相、吉兆判断その他占い類の多くは悪霊の働きに関係しています。そこでモーセは神の民にこう命じた、「あなたの間に、自分の息子、娘に火の中を通らせる者、占い師、卜者、易者、呪術師、呪文を唱える者、口寄せ、霊媒、死者に伺いを立てる者などがいてはならない」(申命記18章10~11節)、「口寄せや霊媒を訪れて、これを求めて淫行を行う者があれば、わたしはその者にわたしの顔を向け、彼を民の中から断つ」(レビ記20章6節)。それゆえにイエスの弟ヤコブは私たちに「神様の敵と馴れ合うのは、神様を敵に回すことを意味します。・・・神様の前に謙遜になりなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。悪魔はしっぽを巻いて逃げるでしょう」(ヤコブ4章4、7節)と命じています。もち立ち向かわないなら悪魔は私たちの生活の中に速やかに入って来て突破口を作り占領してしまいます。 悪霊に憑かれた女奴隷の場合のように、占い師は、あなたの過去や未来を正確に言い当て、適中すると、その占い師が超自然的な力を持っていると思い込み、悪魔の奴隷になって行きます。したがって占い師を軽視してはいけません。占星術の技法で性格判断、愛情関係、仕事、金運、結婚などを惑星の運行から調べることがありますが、これは信仰ではなく暦と天宮図の計算から考えら確率論です。それは人間にはある種の電気的・磁気的な力が宿っており何かに触れると誘引力や反発力が働くというところから起こってきた考え方です。これが偶然的に起こる共時的な経験の基礎になっていると言えます。しかしサタンやその手下の悪霊は、これを信仰に置き換え、魔力として人の心まで信じ込ませ誘導するのです。これが問題なのです。

 

2 悪霊憑きの特性

 

  悪霊が生活に影響を及ぼす時、人の知力や行動力が突然に、増大することがあります。その堅調な実例はアドルフ・ヒトラーです。彼は信じがたい知力を持ち、異常な弁舌の才でドイツ国民を催眠術のかけ、国民は進んで彼に従ったのです。その優れた弁舌は、まだら服を着たハメリンの笛吹きの笛でした。彼は伝説上の人物で、鼠の襲来の困っていたハメリンの町から、笛を吹いて一群の鼠を誘い出しヴェーゼル川に水死させたが、約束のお金を町からもらえなかったので、その笛の音で町の子どもたちを誘い出し山に隠したと言う。悪霊の力はあくなき野心を持つ者にとって好都合の活動の足場なのです。事物を変化させる力は確かに人間には宿っているのですが、魂が過剰な愛や執着、あるいは妬み憎しみに煽り立てられるときには、その力によって事物が魔術的に結合したり反発したりして、それを操作する悪霊の支配下に陥る危険性があります。 またサタンは自分の目的のために用いた人を、罪責の力を用いて自殺に追いやり、破滅させる手口を持っています。

    イエスを裏切ったユダはその一例です(マタイ27章5~10節)。ある種の目的をもって悪霊は人を自殺衝動に追い込む場合もあります。ある悪霊に憑かれた少年は火の中や水の中に飛び込んでいます(マタイ17章14~15節)。ゲラサ人は絶えず、意志で自分自身を傷つけていました。これも悪霊憑きの傾向です。また悪霊は汚れた霊でもありしばしば抑制しない呪いの言葉、下品な言葉、神やキリストを冒瀆する言葉を発します。悪霊憑きと悪霊の影響を区別することも重要です。クリスチャンでも悪霊の影響は受け、精神的苦痛や極端な異常行動を起こすことはあります。しかし悪霊憑きに至ることは稀です。しかしない訳ではありません。声色が変わり言葉遣いが下品になり、暴れることもあります。

 

 

 

適用

 

 イエスの弟子たちは、悪霊憑きを癒すにあたってイエスの御名を唱えてなしたと言うことです。イエスが「わたしの名によって悪霊を追い出し」なさいと教えたからです(マルコ16章17節)。悪霊に捉えられた魂の救うには、神と霊的な事柄についての多くの知識が必要ですが、第一にすべきことは静まって神に信頼し、心の平安を持つのです。この時、悪霊に行くべきところを指示してあげると、自ら出て行きます。

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