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「柔和でしとやかな霊性」

 

   聖書では「男」と「女」の観念は神との関係で理解しており、わかりづらいものがあります。そこでは、「男」が神を代表し、「女」が被造物全体、そして人を代表しています。またキリストは神の頭首権の下で男であり、人は女です。かかる意味において、この世の男は、男ではなく、「女」であって、神に依存しながら生活している存在です。男と女の関係は、アダムとエバ、キリストなる花婿と教会としての花嫁の関係においてもみられます。この神の頭首権の下で「女」の概念を理解する時、聖書で言う「女」に言及する部分の意味が見えてきます。

 

 1聖なる女

 

 Ⅰペトロ3章では、夫と妻の関係が述べられています。それは男と女の関係でもあります。みことばを信じない夫でも妻の純真で「聖なる生活」を見ることで信仰に導かれるようになるので夫に従いなさいとペトロは勧めています。これはローマ時代のぜいたくで腐敗した生活をしていた女たちの気ままな肉の生活を指しているだけでなく、この世の人全般に対して述べられています。今日、おしゃれは男でもしており、飾り物を身に着けています。人が聖なる生活に導かれるためには、まず装いから正さねばならないことを述べています。「あなたがたの装いは、編んだ髪や金の飾り、あるいは派手な衣服といった外面的なものであってはなりません。」(3節)。そしてこう勧めます、「むしろそれは、柔和でしとやかな気立てという朽ちないもので飾られた、内面的な人柄であるべきです。このような装いこそ、神の御前でまことに価値があるのです」(4節)。「柔和でしとやかな気立て」とは、柔和で穏やかな霊性のことです。人は霊、と魂と体で構成されていますが、私たちの霊は、心の中で隠れた人です。

   私たちはキリストの妻として、神の御前での飾りが、内なる存在である柔和で穏やかな霊を飾りとする人であれと言うのです。この霊の飾りは、神の目に高価で、朽ちることなく、髪を編んだり、金を身につけたり(宝石をつけることも意味します)、派手な衣をまとったりする外面的な物質の飾りのようなものではありません。それらは朽ちるものです。「柔和でしとやかな霊性」というものは、クリスチャンが所有すべき飾りです。 ペトロがこれを書いたのはクリスチャンの霊が柔和でも穏やかでもないことを知っていたからでしょう。それで「柔和」と「しとやかさ」という言葉を使ったのでしょう。かつて神に望みを置いた「聖なる婦人たち」も柔和でしとやかな気立てをもって身を飾り、神に服従したのです。ペトロは、クリスチャンは派手な装飾、豪華な衣装も適切とはないと考えました。服装に注意をしなくていいと言っているのではありません。だらしなく、清潔にしていないのを認めているわけではありません。


 2 正常な霊性

 

多くの人の霊は柔和ではありません。怒って人と口論する時、柔和で穏やかでつつましい霊を持っているでしょうか? 夫と妻がある事柄をなそうとする時、夫が行く方向と反対の方向に行きたがるならどうでしょうか。争いが始まります。不一致の結果が「議論」です。頭首権は夫にありますが、妻には無意識的に、内側深くに反逆の霊が潜んでいます。ここで学ぶべきことは夫と議論、口論しないことです。これは頭首嫌を持つ人の前で柔和で穏やかな霊を持ちことです。そうであれば短気を起こさないし、口論もしないでしょう。

 私たち聖徒は二人の人を持っています。第一の人は、体を伴う魂の中にいます。それは「外なる人」です。もう一人は、私たちの心の中心にいる隠れた人、「内なる人」です。これは柔和で穏やかでつつましい霊で、思い、感情、意志に囲まれています。これが聖なる命の霊です。ところがこの霊が解放される前に、感情や思いや意志が解放されるのです。これは真の霊の解放ではなく、感情の解放、思想の解放、思いの解放にすぎません。真に霊が解放されるなら、聖霊に導かれた柔和でしなやかで、穏やかな霊が現れ出るのです。それには神に対する委ねる思いで満たされなければなりません。霊性の柔和と穏やかさは、神への信頼から生み出されるのでしょう。

 

 

適用

 

 Ⅰテモテ2章9~11でパウロは、「婦人はつつましい身なりをし、慎みと貞淑をもって身を飾るべきであり、髪を編んだり、金や真珠や高価な着物を身に着けたりしてはなりません。・・・婦人は静かに、全く従順に学ぶべきです」と教えています。神の基本的要求の一つが、慎みと恥を意識する貞淑さです。慎みのない衣服を着たり、不潔な衣服を身に着けたりせず、天の味わいのある適切な衣服を身に着けることです。

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