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「教会は日本の未来」

ヨハネ福音書17章21~22節には、神とイエスと聖霊が三位一体であるように、クリスチャンが一つになっている姿を見て、この世のノンクリスチャンは主を知るとあります。イエスは、「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。・・・そうすれば、世はあなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります」と仰られました。お互いに心を合わせた超教派の働きが広がっていくことが大事です。

1 宣教の方法

わたしたちクリスチャンが一つになり始めるなら、この世の中も一つになるでしょう。クリスチャンがいつまでも争っていては、この世に平和がやってきません。わたしたちは平和を造り出すものとなりましょう。 この世の人は愛に飢え渇いています。変わりない愛、終わりのない愛、どんな代価を支払ってもあきらめない愛、その愛に対する飢え渇きがあります。昔、『冬のソナタ』という韓国のドラマがヒットしたことがありました。

東京に主役のペ・ヨンジョンさんとチェ・ジウさんが来ると30万のファンたちが命がけで集まってきました。人は愛に飢え渇いているからです。実際は、人の愛ではなく、神の愛に飢え渇いているのではないでしょうか。本当の愛に出会えば、命を捨てても惜しくはありません。命をささげます。

そこで韓国のハー・ヨンジュ牧師(オンヌリ教会)は、『冬のソナタ』でなく、『ラブ・ソナタ』(神の愛の物語)を通してこの日本を変えようと考え、実行されました。愛の陥ると人は変わります。狂います。本当の愛は片思いではないでしょうか。人間が背を向けたにもかかわらず、神は人を愛し続けました。片思いのようです。しかも裏切り者への愛、無駄であるかのような愛、絶望的な愛なのです。 祈っているうちに2005年に開局した宣教専門衛星放送テレビCGNTVの日本での開局に導かれました。イエス様が変わりませんが、わたしたちの生きている環境は変わりました。宣教の方法も変わりました。いまではネットのユーチューブにアクセスするだけでキリスト教番組を見ることができます。福音を全世界に伝えるために人工衛星が用いられるようになりました。福音を宣べ伝えるには、陸軍も海軍も必要ですが、今日、空中戦が最も大事です。空中にはサンが「空中の権威を握る者」としているからです(エフェソ6章12節)。かくしてCGNTVは開局しました。

2 宣教の障壁

 日本の伝道のためには韓国人の手助けも必要ですが、日本の特質も十分に知らなければなりませんので、日本の教会が結束して伝道しなければなりません。日本が造り変えられるならば、アジアが変わります。かつては音楽を伴う大衆伝道が盛んな時代もありました。ビリーグラハム伝道はその良き時代でした。しかし時代は変わりました。今はITの時代です。映像の時代です。向かいのやり方では若者はついてきません。

自殺する若者たち、ギャンブル、酒、麻薬、セックスといった中毒に陥った若者たちを誰が救うことができるのでしょうか。イエス・キリスト以外におられません。それには教会が連合し、超教派で次世代を救わなければならないのです。 決してしてはならないことは争い合い、分裂することです。どんな人でも愛さなければならないのです。互いに励まし、祝福し合うことです。それにはまずわたしたちクリスチャンが一つになることです。わたしたちが一つになり始めたら、この世も中も一つになるでしょう。 オンヌリ教会では、若者伝道のために映画館を借りたそうです。映画館の早朝割引券をまとめ買いして、映画を見ないでその時間礼拝をささげたのです。ある時は、ナイトクラブの早朝を借りて、2時間かけてお酒で汚れた場所を掃除してあげ、賛美と礼拝をささげ、祈りの時を持ったこともあったそうです。汚れた場所がきれいになり、暗くて陰気な場所が恵みの光が射しこみました。ナイトクラブに心惹かれた若者が、掃除し賛美と祈りをすることにより変わっていったのです。カラオケ店で讃美し、祈りをし、救われた証しをするのです。その時、日本は勝利します。福音の勝利をもたらします。信仰を持つ日地が未来を制します。教会は未来の主人公です。教会は日本の未来です。

適用

 日本の滅びゆく魂を生かそうではありませんか。隣の人と手を繋ぎ、一つになって祈るのです。力を合わせれば奇跡が起こます。日本全体にペンテコステの御業が起こりますように声を出して祈り続けましょう。


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