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「クリスマスの精神」

クリスマスの精神をよく表象しているものはサンタクロースである。いつも赤い着物を着て、白い髭を生やし長靴をはいて大きな袋を担いで良い子のもとにプレゼントを持って、トナカイに引っ張られたそりに乗ってやって来る老人であるが、日本では「サンタさん」と通称されている。 このサンタクロースを通してクリスマスの社会的な意義を学ぶ必要があろう。それはキリストの愛をもって、真のクリスマス精神を人々の間に植え付けていくことである。多くの人はお祭り気分が大好きでクリスマスにどんちゃん騒ぎをしたい人は少なくない。お祭りも悪い訳ではないが、マタイ福音書5章24節「その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい」と教えている。よって社会教育的な記念日としてクリスマスを祝うようなクリスマス精神を発揚せしめることを考える時期が来ている。それには神の気持ちがわからなければならない。いと小さき者たちへの奉仕や自分に対して迫害する者や嫌がらせをする者、意見の合わない者と和解してから祭りを持つ、そんな記念日がクリスマスであったら良い。隣人が困っている時、自分だけが美味しものを食べて楽しんでいてはクリスマス精神から、だいぶかけ離れている。

 

1 もう一人の博士

  もう一人の博士 「小石川後楽園」という庭園が東京都文京区にあり、その隣りには東京ドームや遊園地がある。この後楽園と言う名は水戸黄門がつけた名前で、自分の治めている民の中で一番貧しい人たちがさきに楽しんだ後に自分が楽しむということで、自分はそのおすそ分けを頂くという思いが込められているのだそうだが、ここに本当のクリスマスの精神が現われている。マタイ福音書25章35~46節には、人が飢えている時に食べさせ、のどが渇いていた時に飲ませ、旅をしていた時に宿を貸し、病気の時に見舞い、牢にいた時に訪ねるような人こそイエスの兄弟であると言われている。 ヘンリー・ヴァンダイクの小説『もう一人の博士』(岡田尚訳、新教出版、1983年)はその精神をよく表わしている。それは、ベツレヘムへと出発した4人の博士がいたが、その内の1人はお生まれになった救い主イエスに捧げようとしていた宝物を、途中で貧しい人にやってしまって、ようやくイエスに出会ったのは主が十字架にかかられた時であった。するとイエスは彼に、「この最も小さい者にしたのは、私にしてくれたことなのである」と言われたと言うのである。私たちもこのように最も小さき者、困っている者、貧しい者、病んでいる者、渇いている者への奉仕をするのが、神の最も喜ばれることなのであることを自覚しなければならないであろう。単に、「『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである」(マタイ7章21節)とイエスは弟子たちに教えられた。サンタクロースは良い子のところに重い贈り物を背負って配って歩いているが、それが本当のクリスマスなのである。 2 サンタクロースの苦労 サンタクロースは人の行きたくない一番きたない屋根の煙筒を潜って部屋にやって来る。玄関から堂々と入って来るのではない。こっそり人の知らないうちにやって来る。イエスは「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。・・・施しをする時には、ひとからほめられようと会堂や町角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。・・・施しをする時は、 右の手のすることを左の手に知らせてはならない」と命じている(マタイ6章1~3節)。 また、雪景色の中を、時には吹雪の中を、長靴にそりという格好で困難を押し切って出かけていくサンタクロースを思う。苦労を犯し、時には損をしてでも人のために尽くした使徒パウロは、『フィリピの信徒への手紙』2章6~8節で、「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、しもべの身分になり人間と同じ者になられました。人間の姿で現われ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした」と言っているが、世の中の一番惨めな者のために苦労し、たとえ十字架の死があっても尽くすようにせよと教えたが、それこそサンタクロースの精神と等しい。 右の手のすることを左の手に知らせてはならない」と命じている(マタイ6章1~3節)。 また、雪景色の中を、時には吹雪の中を、長靴にそりという格好で困難を押し切って出かけていくサンタクロースを思う。苦労を犯し、時には損をしてでも人のために尽くした使徒パウロは、『フィリピの信徒への手紙』2章6~8節で、「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、しもべの身分になり人間と同じ者になられました。人間の姿で現われ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした」と言っているが、世の中の一番惨めな者のために苦労し、たとえ十字架の死があっても尽くすようにせよと教えたが、それこそサンタクロースの精神と等しい。 教えている。

 

 

適用

 イエスの誕生は、神の愛の注ぎであった。

 

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